大分県の郷土料理

ブリのあつめしイメージ ブリのあつめし
ブリのあつめし(温飯)とは、大分県佐伯市に伝わる郷土料理。ブリを一口大に切り、しょう油、酒、砂糖で作るタレを掛けてどんぶり飯に乗せ、お好みでだし汁かお茶をかけて食べる。また、ネギ、胡麻、生姜、青じそ、わさび、ニンニク等の薬味と一緒に食べるのが一般的。魚はサバ、カツオ、アジ等も使われる場合もある。
元々は、漁師が船の上で保存食として食べていた漁師料理。別名で「りゅうきゅう」と呼ばれている通り、琉球の漁師から伝えられたと言われる。

ごまだしうどんイメージ ごまだしうどん
ごまだしうどんとは、焼いたエソ類の魚の身、胡麻、しょう等を混ぜすり潰して作る「ごまだし」を湯に溶いて作るうどんの事で、大分県佐伯市地方に伝わる郷土料理。
うどんの玉にごまだしを乗せお湯を掛けるのが一般的な食べ方。うどんの他、そうめんなど他の麺類に使ったり、ご飯などを使った他の料理のトッピングや調味料として利用されることもある。ごまだしは夏は1週間、冬は1ヶ月程保存がきく。

地獄蒸しイメージ 地獄蒸し
地獄蒸しとは、温泉から噴出する蒸気熱を利用した加熱調理器「地獄釜(じごくがま)」を使った調理の事。野菜類や魚介類などの食材をざるなどに乗せ、地獄釜から噴出する蒸気で加熱調理する。
大分県別府市の鉄輪(かんなわ)温泉の自炊型宿泊施設などでは地獄釜が備えてある場合が多い。また、観光地の売店などで店頭に地獄釜が備えられている所では、温泉卵やプリン、豚まんなどを地獄釜で蒸して販売している。

頭料理イメージ 頭料理
頭料理とは、魚の骨と鱗以外の部分(頭、内臓、皮など)を茹で水にさらし、紅葉おろしやネギなどを入れた三杯酢につけて食べるもので、大分県竹田市に伝わる郷土料理。
起源は江戸時代初期。当時、魚は臼杵や佐伯から竹田まで運ばれており大変貴重なものだった為、通常は捨てられる魚の頭や内臓、皮の部分も無駄なく食べられるようにこの料理が考案されたとされる。
現在では、お正月や祭事などで食べられたり、竹田市の料理店や旅館などで出される事も多い。

とり天イメージ とり天
とり天とは、鶏肉の天ぷらの事で大分県の郷土料理。「鳥天」「鶏天」と表記される場合もある。
鶏肉の骨を取って適度な大きさに切り分け、鶏卵と水で溶いた小麦粉で作った天ぷら衣をまぶして油で揚げて作る。鶏肉はもも肉や胸肉、またはささみのみを用いる場合もある。ももなど脂肪が多い部分を使った場合は風味が濃厚で、胸やささみなど脂肪が少ない部分はあっさりした風味に仕上る。

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