京都府の郷土料理【2】

芋棒イメージ 芋棒
芋棒とは、京野菜の里芋「海老芋」と、干した真鱈である「棒鱈」を炊き合わせたもの。
厚く面取りした海老芋と、1週間~10日程かけて柔らかく戻した棒鱈を合わせ、1日以上かけて炊き上げて作る。京都に300年以上伝わる伝統の郷土料理。

賀茂なす田楽イメージ 賀茂なす田楽
賀茂なす田楽とは、京都の伝統料理「賀茂なす」を油で揚げて、味噌、酒、砂糖、みりんを合わせたものをまぶしたもの。7月の祇園祭の時期になると料亭などでよくみかける料理。
賀茂なすは京都を代表する夏野菜で、通常のなすよりも丸みがあり、ボールの様な形をしている。京都の上賀茂や西賀茂が産地で、その名の由来と考えられている。
2007年、農林水産省により農山漁村の郷土料理百選に、京都府の郷土料理として「すぐき」「千枚漬」「紫葉漬け」の「京漬物」と共に選ばれた。

しっぽくうどんイメージ しっぽくうどん
しっぽくうどんとは、しいたけの煮付け、かまぼこ、ゆば、板麩、三葉などを載せたうどんで、讃岐、京都などに伝わる。つゆは他のうどんと変わりがないが、地域によって具材や出汁などが異なる。
山形には「すっぽこうどん」があるが、これは「しっぽく」が訛ったと考えられており、元々は江戸時代に卓袱料理の影響を受けて京阪地区で考案されたうどん。

水無月イメージ 水無月
水無月とは、ういろう生地の上に小豆のつぶあんを散らした和菓子。
京都では古くより、1年のちょうど折り返しにあたる6月30日、「夏越しの祓(なごしのはらえ)」として、この半年の罪や穢れを祓い、 残り半年の無病息災を願って食べられる。
水無月の上部にある小豆は悪魔払いを意味し、三角形に切り分けるのは暑さを払う氷の形を表す事からとされる。

にしんそばイメージ にしんそば
鰊そばとは、そばの上に身欠きにしんの甘露煮を乗せたもの。京都が発祥とされるが、北海道でも名物料理として提供する料理店が多い。
にしんの甘露煮を乗せるそばは、かけそば、または冷たいそばの場合もある。薄い味付けの出汁が特徴。

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