滋賀県の郷土料理

赤こんにゃくイメージ 赤こんにゃく
赤こんにゃくは、三二酸化鉄という食品添加物で赤色に加工したこんにゃくで、滋賀県の近江八幡に伝わる。辛さを連想される赤色だがが、辛子などが入っているわけではなく、通常のこんにゃくと味は変わらない。近江八幡では日常的に、また冠婚葬祭等でも食べられている。
安土桃山時代、織田信長がこんにゃくを赤く染めさせたのが、近江八幡の赤こんにゃくの由来と言われている。

鴨鍋イメージ 鴨鍋
鴨鍋は、マガモを豆腐やねぎ、白菜、糸こんにゃく、もちなどの具材と一緒に煮込んで食べる鍋料理で、湖北地方の冬の味覚として知られる。
冬が近くなる頃、琵琶湖に飛来してくるマガモは脂が多くのっており、しっかりとした歯ごたえとその脂身の甘さを特徴とする。
元々は魚を取る網にかかったマガモを食べていたが、現在では湖面での猟は禁止されている。ただし内陸部や川沿いでは、11月中旬から2月中旬に限り猟が許されている。

焼鯖そうめんイメージ 焼鯖そうめん
焼鯖そうめんとは、焼鯖をしょう油や砂糖などで甘辛く煮て、その煮汁にそうめんを絡めたもので、滋賀県長浜市周辺の湖北地方に伝わる郷土料理。別名で「鯖そうめん」とも呼ばれる。
農繁期である5月に、農家へ嫁いだ娘を気遣い、実家から嫁ぎ先に焼鯖を届ける「五月見舞い」という湖北地方独特の習慣に由来している。農繁期に気軽に作って食べられる定番料理として、また客をもてなす際の料理としても伝えられてきた。また近年では、お店などでも焼鯖そうめんを出す所が増えてきている。

鮒寿司イメージ 鮒寿司
鮒寿司とは、フナを用いて作られる「なれ寿司」のひとつで滋賀県に伝わる郷土料理。
主に琵琶湖に生息する大型フナ「ニゴロブナ」が使われる事が多く、オスとメスの両方使われるが子持ちのメスのものは比較的高価とされる。
ニゴロブナの内臓を取り除き(メスは卵巣以外の内臓)、取り除いた部分に塩を詰め込み3ヶ月ほど漬け込む。その後フナをよく洗い、ご飯に塩を混ぜたものを詰めてさらに数ヶ月~2年程漬け込んだ後食べる。

おこうこのじゃこ煮イメージ おこうこのじゃこ煮
おこうこのじゃこ煮とは、色が悪くなったり、堅くなったり、漬かりすぎて酸っぱくなった「たくあん」を、削り節や煮干しと一緒に煮た料理の事。
倹約して何でもおいしく食べる知恵から生まれた。「こうこ」とは、漬物という意味で、特にたくあんを指す。

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