山梨県の郷土料理【2】

おしゃかこごりイメージ おしゃかこごり
「おしゃかこごり」は山梨県北部、南部地方に残されている行事食である。4月8日は「潅仏会」としてお釈迦様の誕生日。これらの地方では、1ヶ月おくれの5月8日に各家々で「おしゃかこごり」を仏壇にあげてからいただいた。
お釈迦様の頭は、ごつごつしているので、それになぞらえて、三種類の餅をあられにしたものや大豆とあられが主材料の水飴や小麦粉で円形にごつごつしたこごりに仕上げたものである。
地域や家々により材料や作り方が随分とことなっている。何れも甘くて、歯ごたえのある「おしゃかこごり」でここに紹介したのは、ごく一般的の「おしゃかこごり」でいずれも昭和30年頃まで続いたようである。今では、幻の味である。

せいだのたまじイメージ せいだのたまじ
上野原市棡原地区に古くから伝わる料理。小粒の皮付きじゃがいもを味噌仕立てで長時間煮っ転がしたものです。
江戸時代の大飢饉の際、中井清太夫(甲斐の名代官)が村人に作らせ飢饉を救ったことから、じゃがいもを「せいだ」と呼び、「たまじ」は小さな玉じゃがいものことです。

やこめイメージ やこめ
稲作農家にとっては、苗代の種まきは一年のうちでもっとも大切な行事とされているため、田の水口に収穫の神様を迎えて豊穣を祈る行事をしました。この時水口に供える供物をやこめと呼びました。
苗代に播いた種籾を少し残しておいて、籾殻を取ってから煎ったものです。現在では、うるち米またはもち米を煮て、煎った大豆と塩を入れて炊いたものです。

おねりイメージ おねり
山梨県内の山間部など米の生産量の少な地域の主食は、麦、トウモロコシ、ソバなどの雑穀やイモ、カボチャなどで、「朝おねり、昼おやき、夜ほうとう」という言葉が各地に残っています。
ジャガイモやカボチャを煮込んだ中にトウモロコシ粉を加えて練り、みそ、しょうゆなどで味付けしたものです。

青春のトマト焼きそばイメージ 青春のトマト焼きそば
青春のトマト焼そばは、特産品の完熟トマトとブランド豚のフジサクラポークのトマトソースと焼そばがコラボした山梨県中央市のご当地B級グルメ。
そのルーツは昭和40年~50年代頃、県内の喫茶店で出されていたミートソース焼そば。その県民のソウルフードを山梨県内最大のトマトの産地が復刻したものです。市内には18のトマト焼そば認定店があります。

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