埼玉県の郷土料理

五家宝イメージ 五家宝
五家宝(ごかぼう)とは、水飴で固めたおこしを、きな粉と水飴を混ぜた皮で巻き付け、黄粉や青大豆をまぶした和菓子。埼玉県熊谷市や加須市の銘菓として知られ、埼玉の三大銘菓の一つに数えられる。埼玉の音風景・かおり風景10選の1つにも認定されている。
五家宝の発祥は、水戸の銘菓「吉原殿中」を元に熊谷で作られたという説や、幕末に下総国五霞村(現在の茨城県猿島郡五霞町)で作られたという説、文化年間(1804~1817年)に武蔵国不動岡(現在の埼玉県加須市)で作られたという説、享保年間(1716~1736年)に上野国五箇村(現在の群馬県邑楽郡千代田町)で作られたという説、原料に「五穀」を用いたことから名付けられたという説など諸説ある。

いがまんじゅうイメージ いがまんじゅう
いが饅頭とは、まんじゅうを赤飯でまぶしたもので、北埼玉地域に伝わる郷土菓子。赤飯が栗のいがのように見える事からこの名が付いたとされる。
その発祥は、お祝いの日に赤飯とまんじゅうを両方まとめて作ってしまう女性の知恵から生まれたという説や、饅頭のボリュームを出すために赤飯をまぶしたのがはじまりという説、子どもの病気よけのために作られたという説など諸説ある。
現在では、祝い事にはもちろん、子どもたちのおやつとしても各家庭で食べられている。
2007年、農林水産省により農山漁村の郷土料理百選に、埼玉県の郷土料理として「冷汁うどん」と共に選ばれた。

冷汁うどんイメージ 冷汁うどん
冷汁うどんとは、鉢ですったゴマと味噌に、しそ、きゅうり、みょうがなどを加えて作ったつゆで食べる冷たいうどん。
農作業の合間などに手軽に食べられ、しかも栄養価の高い食事として、農家の間に広まったのがはじまりとされる。旧家ではお盆に親戚一同が集まり、宴席のしめに出される事が多かった。
平成22年「第6回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」で優勝。それを機に提供する店も増えてきている。
2007年、農林水産省により農山漁村の郷土料理百選に、埼玉県の郷土料理として「いが饅頭」と共に選ばれた。

加須うどんイメージ 加須うどん
加須うどんとは、埼玉県加須市とその周辺地域で食べられているうどんで、五家宝と並ぶ加須市の郷土料理。「加須の手打ちうどん」とも呼ばれる。
江戸時代半ば、不動ヶ岡不動尊總願寺の門前でうどんを参拝客に振舞ったのが始まりといわれ、また明治時代には、その地で青縞織りの市が定期的に開催され、関東から人が集まるようになると織物職人や商人等の昼食やお土産物として発達した。各家庭でも古くから作られていたとされる。
この地で栽培が盛んな小麦粉を使用し、手づくね・足踏みと、寝かせを通常の2倍程行い、切った後にごく短い時間棒に掛けて干す。コシが強く、また加水率が高いのが特徴。

えびしイメージ えびし
秩父地方の伝統的な保存食です。柑橘の皮や木の実をはじめ、様々な材料を刻んで混ぜ込むので、作る家庭によって個性が出ます。
「ゆべし」が訛って「えびし」と呼ばれるようになったといわれています。

1・23